10月10日は世界メンタルヘルスデーということで、バランス維持のために弊社社員が心掛けていることをご紹介します。まずは山本から!

著名な禅の師家(しけ)が、最近ある雑誌の対談で紹介されたお釈迦様の教えの言葉を紹介します。まずは「自分は誰よりも自己を愛しいと認めた上で、あらゆる命ある存在も大切にしなくてはいけない。」、そして「人が生まれたときには口の中に斧が生じている。愚かな者は悪口を言ってその斧によって自分を切り裂くのである。自分を苦しめず、また他人を害しないことばのみを語れ。これこそ実によく説かれたことばなのである」。自分を愛おしく思う心を否定することなく受け入れ、他の人々にとっても自己はこのうえもなく愛しいことを理解し、他人を傷つけてはいけないということです。SNSなどネット社会での誹謗中傷が問題になっている今、誰もが自分の中に恐ろしい斧や刃物を持っていると自覚して、発する言葉には慎重にならないといけない、ということをコミュニケーションをデザインするPR会社の一員として心に刻みました。私が尊敬するヨガの先生方は、「ヨガを修練することにより、風景を映す穏やかな湖面のように体と心を穏やかに保ちなさい。そしてその湖面に反映された自分の内面をよく観察しなさい」と説かれます。私自身が日頃心がけていることは、心が疲れたら自然に身をゆだねて母なる大地のエネルギーを全身で感じたり、動物たちと戯れることです。動物たちは『コンパニオンアニマル』と呼ばれているほど、無償の愛で私たちに応えて癒してくれますよ!

続いては、キャシーから。

多くの人のように、毎日ほとんど家にいる生活をしているので、落ち込まないようにできる限りクリエイティブに過ごすことを心掛けています。
お料理が好きなので、スーパー巡りをすることが趣味の1つです。しかし買い物の経験が多くても、ハズレの果物を買ってしまう時もあります。先日は、見た目では分からない柔らかい梨を買ってしまったため、飲みかけの白ワインを使って、梨のコンポートを作ることにしました。レシピを見ずに、いつも通りの感覚で作ってみたら、驚くぐらい美味しく出来上がりました。写真はソーダ―水を入れておしゃれな「梨のコンポートカクテル」にしたものです。
困難な状況でも、クリエイティブになって別のものに変えていくことによって予想外の喜びになるかもしれませんね!

最後は、鈴木から。

長引くコロナ禍でメンタルの不調を訴える人は増えていると聞きますが、わたしもその一人。

これまで友達と美味しいごはんを食べて喋って、お酒を飲む時間を定期的に持つことで元気をチャージしてきましたが、飲食を伴った集まりが制限される中で、気軽にできない状況に!

そんな中、最近はアイロンがけにはまっています。ぐちゃぐちゃなシャツも、アイロンを使えばきれいに伸びます。しわが入った布の表面が真っすぐに伸びるのは本当に気持ちいいですし、一瞬でしわが伸びる手ごたえは、独特の心地よさと達成感が得られます。

無心のアイロンがけ、最近サウナ用語でよく耳にする言葉、“ととのう”ですが、毎日の家事でも身の回りがスッキリ“ととのう”ことで、満足感と喜びが生まれますね。