大寒の頃も近づき、夜はゆっくりとお湯に浸かり、リラックスするのが習慣の方も多いかと思います。寒い日々は、お風呂がますます楽しみになってきますね。このような日本のお風呂文化や、入浴にまつわる多くの工夫は、一日の終わりに身体をいたわり、心を充実させ、究極のWellbeing習慣ともいえます。旅行で温泉や旅館で日本を体験し、日本式お風呂が好きという人も増えているのをご存知でしょうか?

欧米を中心に、シャワー党の人も、お風呂に入る習慣が増えているようです。弊社が輸入販売を行う、イギリス発ウェルビーイングをかなえるスキンケアブランド〈デ・マミエール〉の創始者、アニー・デ・マミエールも、本当に効果を感じるバスソルトを開発しているほど、入浴を大切にしている一人です。

西洋のアロマテラピーと東洋の中医学の知識をもとに開発された〈デ・マミエール〉から1月5日に発売された「アンカーバスソーク」は、3種類のバスソルトに、「ナイト&デイオイルシリーズ」の「アンカーバーム S」と同じ精油をブレンドしたバスソルトです。

温浴には、血流が良くなり、癒しと元気を与えてくれる効果があります。体温を上昇させ、概日リズムを強化させるのにも役立ちます。身体の中心部の体温は通常、日中に上昇し、夜間に下降し、この体温変化により、メラトニンの分泌が促進され、夜が来たことを身体に伝えます。心を落ち着かせる精油の香りに包まれ、3種類のソルトの本格ブレンドで身体を芯から温めて、より質の高い睡眠で冬を乗り切って!

皆さんはスキンケアの3ステップと言えば何を思い浮かべますか?日本で生活してきた人であればたいていの場合、洗顔と化粧水とクリーム(乳液)と答えるでしょう。しかし、この基本の3ステップのひとつ、「化粧水」は欧米では使用目的が異なるのをご存じでしょうか?

日本では水分で肌のキメを整え、潤いを与えるための保湿目的で使用することが多い化粧水。一方、角質層が厚く刺激に強い傾向にある欧米人、そして洗い流すクレンジングをあまり使ってこなかった欧米スタイルのスキンケアは、古い肌やクレンジング剤をメイクとともに除去し、肌の生まれ変わりを促すことを重要視しているため、「拭き取り化粧水(トナー)」でのケアが主流のようです。

何気ない普段のスキンケアでも国が違えば、求められるものが違います。キャンドルウィックではそういった海外と日本の文化の違いやにも意識をめぐらせ、ブランドが日本で認知され、広まっていくためにベストな施策をプランしています。ちなみに、この化粧水に関しては、日本は化粧水文化だと伝えることによって、de Mamielの化粧水は保湿力をしっかりと確保したものになっています。

多様性を重視する今の時代、新たな価値観の登場とともに美容業界で使用される言葉も大きく変化を見せています。

例えば、「美白」。日本では奈良時代から白粉(おしろい)文化があったように、古くから白い肌を美しいと考えてきました。「色の白いは七難隠す」ということわざもありますよね。そんな日本の美白主義ですが、近年は肌の色の多様性の観点から問題視する動きが強まっています。海外のメーカーが肌の色に優劣をつけることを連想させる「ホワイトニング」などの表記を取りやめたことを発端に、日本でも一部の会社が今後発売する製品から「美白」という表記を取りやめると発表しています。

今まではプラスの意味を持っていた言葉が、あっという間にマイナスの意味を持つ言葉になってしまう。価値観の変化、価値観の多様性が叫ばれる今の時代に、どのような言葉、キーフレーズでブランドを表現していくのか、美容分野を得意とするPR会社として、常に考えながら感性を磨き続けています。